スコットランドのルイス島で発見された『Lewis Chessmen』
現在は大英博物館で展示されています。
しかし、どのような経緯でなぜルイス島で発見されたのか、未だ謎に包まれています。駒はどこかユーモラスで人間味があふれています。
最も有力な説は1150–1200年に西ノルウェーのトロンハイムで作られたというものです。
その理由として下記3つが挙げられます。
①トロンハイムが中世の象牙彫刻の中心であったこと
②地元の教会で同じようなクィーンの駒の断片が見つかったこと
③チェスの玉座装飾が中世のトロンハイムの教会のものと酷似していること
大英博物館のキュレーター アーヴィン=フィンクル氏が解説